ベアフットの靴
今年買ってよかったものダントツの1位はVIVOBAREFOOTの靴だった。
歩く マジで人生が変わる習慣をきっかけにベアフットシューズというものを知ったが、ソールが激薄でクッションがない、「足本来の動きを取り戻す」というわりと思想が強めな靴なのでなんとなく最初は敬遠していた。登山が趣味なので、普段も足のトレーニング的なことができたらいいな、ダメならサンダルくらいになればいいかとその後軽い気持ちで買ってみた。
結果めちゃくちゃ気に入ってマジで夏から今日まで毎日履いているし海外旅行などとにかく歩くときも愛用している。
ベアフットシューズには5本指のものもあるが、さすがに街履きにはやや目立ちすぎる印象なので自分は避けた。一番普通っぽく見えたvivobarefootのPRIMUS LITE 3.5(obsidian)を購入した。
普段の靴と比べてふくらはぎなどが痛くなるという怖いレビューをたくさん見ており、すぐに嫌になるかもと心配だったが、結果自分の場合は全く問題なかった。むしろ毎日履いているし、これ意外の普通のクッションが入っている靴を履くと足がダルくなって無理という感じになっている。ソールが激薄なので普段なら全く気にならない点字ブロックやエスカレーターの角など、こんなにも地面はゴツゴツとしていたのかと発見があり面白い。足裏から様々な刺激を受けることは確かに身体性を取り戻す的な感じで良い影響がありそう。
自分は典型的な日本人足で扁平足気味。どんな靴を買ってもじんわり痛くて、靴を買う楽しみを完全に失っている側の人間ですが、同じ悩みの人にも一度試してみてほしい。そもそも靴全体がかなり柔らかいので、締め付けで足が痛くなるというようなことはない。全く足が痛くない靴を見つけられた感動は大きい。直営店で試し履きしてみるのがおすすめ。唯一の欠点は雨の日は秒で浸水すること。濡れてもすぐ乾くけどね。晴れの日限定です。
メリノウールの服
2024年の年末年始にかけて5日間パタゴニアの国立公園を歩いた。洗濯も自由にできないような状態ではメリノウールの衣類が良いということでこの機会に下着やらインナーやらを色々揃えてみたいが圧倒的に良かったので日常使いにもしている。
臭くなりにくいのはもちろん、汗をかいても比較的すぐにサラッとすることが圧倒的に良い。登山でも化学繊維の服を2日目も着ようとすると匂いやそこはかとないグチャッとした感じが生理的嫌悪を呼び起こすがメリノはそういったことがないのですごい。高価なので山だけに使うのはもったいなく普段も来ているが、夏に便利なことはもちろん、冬もとても役に立つ。ユニクロのインナー系は化繊なので暑い電車で汗をかき寒い外にでて汗冷えをするがメリノならそういった問題がほぼ無くなる。ヒートテック系は全部捨ててすべてメリノ製のものに変えた。自分は以下のものを愛用している
半袖インナー: メンズ・キャプリーン・クール・メリノ・ブレンド・グラフィック・シャツ - patagonia
長袖インナー: メンズ・ロングスリーブ・キャプリーン・クール・メリノ・ブレンド・グラフィック・シャツ - patagonia
タイツ: スーパーメリノウール M.W. タイツ Men's - montbell
パンツ: スーパーメリノウール L.W.トランクス Men's - montbell
靴下: メリノウール サポーテック トレッキング ショートソックス - montbell
アイスブレイカーのシャツも質が良くていい感じ。
奥さんもアイスブレイカーの下着上下を愛用しているがとても良いらしい。
逆に避けたほうが良いメリノ製品もある。素材はメリノとなっているが、製法なのか質なのか、メーカーによって別物のように感じる製品がある。
ワークマン製の安いメリノのやつはイマイチ肌触りが良くないのと静電気をよく発する印象がある。
鎌倉シャツのやつは質感は良いのだがレビューにもある通り洗濯すると(おしゃれ着洗や手洗いをしても)丈が伸びるので全くおすすめしない
プレーリーカード
NFCでデジタル読み取りができる名刺みたいなもの。iPhoneもAndroidも対応しており、スマホをかざすだけで任意のウェブページを開かせることができる。NFCという今更感あるツールではあるが、これで名刺ビジネスを立ち上げて軌道にのっているのが面白い。 https://prairie.cards/
デザインはカスタムできて、Xの背景画像やアイコンから簡単に作ることもできる。
かっちりしたビジネスの場ではこれを出すわけにもいかず相変わらず紙の名刺をつかっているが、勉強会の懇親会などでは役に立つ。めちゃくちゃ利用頻度が高いかと言われればそこまでだが、ふとした瞬間に使ったら便利と感じる。
表示させる内容を簡単にカスタマイズできる専用ページを作れるのが何よりも便利。こんな感じのページが作れる。
誰でも使える割引クーポンあったので使ってください。
カスタムデザインのカードだと5000円で、クーポン使ったら1000円引きになるらしい。
買い物袋
こちらの記事をみて「いいじゃーん」と思って買ったもの。高頻度で使っており後悔のないものだった。
これ系のショッピングバックは女性向けっぽいデザインのものが多く、男性(おじさん)が持つにはちょうどよいものがなかったがちょうど良い柄に思える。
手に握り込めるほど小さく、軽さは無に等しく、何よりも畳むのが雑に丸めるだけで良いのが最高。巷のショッピングバックは「簡単に仕舞える」とか言いながら規則正しく折り目通りに折らないと畳めないみたいなのが多くて嫌だった・ちょっとでも規則正しく折らせようとしてくるバックがとても面倒だがこいつは雑に仕舞えるのでそこが何よりも良い。耐久性も十分で、牛乳でも何でも重いもの入れても全く心配にならない。持ち手は肩にかけられるので重さを分散させることができる。日頃の買い物カバンだけでなく、旅行先で不意に増えたお土産用のバッグとしてもいつも持ち歩いている。
肩掛けもできるので大きさはXLサイズがちょうどよかった。ただしamazonには同柄があるときとないときがあるので注意が必要。(商品リンク)
Apple Watch Ultra 2
無印watchからの買い替え。無印でも全然よかったが、「Ultraのほうが無骨でかっこいい」の一点のみでUltraを使っている。
手首が細い民なので、つけても不格好かと思ったが同じく手首が細い友人が付けていてもカッコよかったので買ってみた。良かった。
機能面でいうと特筆して無印watchよりも良いということはない。自分は寝るときもwatchをつけて睡眠の質をこの数年来計測しつずけているが、風呂に入るときに充電するだけで日中・夜間も24時間以上十分に保つので「Ultraならではの電池性能の良さ」も特に感じていない。
Ultraでは登山時に高度を図れたりもするが、結局面倒で使っていない。そんなもんだよね。
Apple AirPods Pro 3
自分がイヤホンに求めるのは、「ノイキャン性能」だけである。音質は全くと言っていいほどどうでもいい(podcastを聞くくらいで音楽を聞かない)。とにかくノイキャン性能さえマックスに良かったら良い勢です。
AirPods Proシリーズは初代が発売された直後から利用し、2も発売直後から利用し、つまり10年近く利用していることになる。途中、ノイズキャンセリングがAirPods Proよりも高いと謳うSONYのWFシリーズやBOSEのQuiet Comfortシリーズも使ったが、結局AirPods Proがノイキャンにおいては最強と感じるのでこれを使い続けている。
3になって2よりも(劇的にではないが)確かにノイキャン性能は上がっている。(というか2でもうほとんど極まっていたのに対してさらに堅実に上げてきた)。集中したいときはさらにiPhoneデフォルトのホワイトノイズを流しており、こうすると電車やカフェなどのしっかりうるさい環境でも外界の音は全くといっていよいほどシャットアウトされる。自分にとってノイキャンデバイスはこれでほぼ完成形だと思われる。
RICOH GR IV
海外を登山するときにフルサイズ一丸を持ち歩くのが辛くてⅢを使ってから2年ほど経った。全然不満がなかったが6年前の機種ということもありⅣにアップグレードしてみた。 Ⅲに比べて、
- フォーカスの迷いがかなり減った
- 暗所性能がかなり向上した
- スマホへの転送速度が爆上がりした
何よりも転送速度が上がったのは嬉しい。正直画質については違いがそれほどわからない。
常にカバンに入れており、相変わらずのお気に入り。
頑張ってほしいのは、やはりアプリとの連携で、前回よりはかなり早くはなったものの接続はまだモタツクし挙動が遅い。スマホに画像転送したりするのは接続性の観点でまだまだ面倒さを感じる。そしてファームウェアアップデート時に公式ウェブサイトからファイルをSDカードに手動でダウンロードさせ、そのSDカードで本体のアップデートを行わせるところ。これは本当に終わっているので中国メーカーを見習ってほしい。
GR3の時から使っている親指サポートのグリップも間違いなく便利だったので引き続き使っている。
DJI Osmo Action 5 Pro
パタゴニア登山用に買って使い始めたアクションカメラ。これも間違いなく良いものだった。
自分が最後に使ったアクションカメラは5年ほど前のGoProで、電池持ちに加えてやはり画質が酷かったのですぐに使わなくなってしまった。そもそもあんな小さな筐体サイズ(画像素子)で画質をよくできるわけがないと思っていたので「アクションカメラはおもちゃ」と思っていたが、Osmo 5 Proを使ってその認識を180度改めた。電池持ちも抜群、画質も確かに Osmo Pocket 3よりは多少は落ちるが十分クリアな画質。
Osmo Pocket 3も使っていたが、やはり起動時の遅さ、物理的なジンバル故の故障への怖さがあり、雑に日常使いできるところまではいかなかった。
中国メーカーのカメラは映りも良い上にソフトウェアとの連携も完璧なので、日本メーカーがハードでもソフトでも追いつけなくなっているのが残念だなぁ。
ECOVACS DEEBOT T80 OMNI
ECOVACSという中国ブランドのロボット掃除機 DEEBOT T80 OMNI を買った。水拭き機能もついたモデル。去年末に10万ほどで当時のルンバの最新モデルを買ったが、1年使ってみて💩だったのでこれに乗り換えた。
かつて同じくiRobot社のブラーバという水拭き専用のロボット掃除機を使っていたが、床を無駄に濡らしているだけで全く使い物にならなかった記憶がある。それゆえにロボット掃除機の水拭き機能はおまけみたいなもので、何も期待できないと思っていた。レビューが良いのでダメ元で買ってみたがECOVACSのこのモデルは今のところとても良く動いてくれている。
このモデルの良いところは、
- カメラによる空間把握能力が圧倒的に高い。それ故に障害物はきっちり避けて掃除を最後まで完結してくれる確立が高い。
- 回転モップではなく、ブラシを引き伸ばして水拭きする形式になったため、壁のギリギリまで水拭きを攻めてくれる。本当にギリギリまでいくので賢いと関心する。そして思ったよりもしっかり圧をかけてやってくれているので水拭きができている感がある。
- アプリの表示がとても良い。掃除の軌跡をリアルタイムで表示してくれるのでどれくらいしっかり掃除できているかがとてもわかり易い。3D表示は特に情報量は増えないがオモシロ機能として良い。
デメリットは水拭きの汚水を排水するのが面倒くさいところ。掃き掃除だけであれば数ヶ月はゴミをタンクに貯め続けるのでメンテナンスフリーであるが、水拭きにすると短期間でお世話をしないといけなくなる。汚水が溜まったタンクを捨てるだけではあるが、3,4回分の水拭き掃除で交換が発生するのでロボット掃除機のお世話をしてあげる頻度がかなり増えた。これでは掃除を完全自動化する意味に矛盾しているので微妙だなと思いつつどうしようもないよなぁ。あと汚水がかなり嫌な匂いがするのでまあまあのペイン。
しかしデメリットを上回る掃除クオリティーなので今のところかなり満足している。
ちなみにその後ルンバのiRobot社が破産し、中国企業が買収することになった。ロボット掃除機市場は中国メーカー一興になってしまった。
AI産業において、今後はフィジビリティーAI(AI搭載のロボット)分野が次の競争市場になると言われているが、掃除機ロボットは世界中の"家"という空間データをもっているので、今後家庭用の(ヒューマノイド型含めた)ロボット製品を開発するときには大きなアドバンテージになり得る。近年の中国はソフトウェアとしてのAIはもちろん、日本やアメリカ以上にハードウェアこそが強いので中国が益々強くなってしまうと思う。
マンガ
のだめカンタービレ、宇宙兄弟、ブルージャイアントのような、努力と熱意が実を結ぶ系の漫画を読んで涙してきた人間ですが、今年はその枠にDr.STONEが追加された。
Netflixでアニメも見ていたけど、途中でまどろっこしくなって漫画を全巻買って一気読みしてしまった。アニメから入ったので知らなかったが、連載はジャンプなんですよね。(そうはならんやろというのもありつつ)理系啓蒙漫画としてとても良い。ラスボスの正体も良かったし、そこから繋がるエンディングもとても良かった。アニメになったときも楽しみ。
最近のアニメ放送回の続きは23巻から。
読んで毎回泣いていたマンガでいうと、「舞妓さんちのまかないさん」もとても良かった。
元々はnetflixでドラマ化されたものを見たのがきっかけで、その後漫画を読んでいた。2025年の6月に最終巻が発売され完結となった作品。全30巻。
田舎から上京した幼馴染の女の子二人が一人は芸子に、一人は料理人となっていくストーリーで、京都の芸能世界を日常マンガ風な作品。努力と友情,恋愛,師弟愛,京都や芸能の文化と歴史など、テクノロジーやAIの話は1ミリも出てこない、非常に人間の感情に溢れた物語。(ちなみに舞妓さんはスマホを保つことが禁じられているので、そういう意味でも人間味にフォーカスする題材、世界観として面白いなと感じた)。ほんわかした絵面に似合わず結構アツい物語で、物語を畳みに行く後半数巻は特に神がかっていた。ちょいちょい挟まる作者の小話的なおまけページも良くて、感性のベクトルが同じなんだろうなと感じるなど。
長馴染みの男の子との三角関係要素もあり、最後にどうなってしまうのかしらと思っていたがオチが美しかった。
「ハチクロ」「3月のライオン」等の羽海野チカ作品が好きな人は好きだと思うので読んでみて欲しい